各国の経済指標について為替のレートが動く要因として、
「政治家の発言」「景気」「株価」「雇用状況」「貿易黒字(赤字)」「財政黒字(赤字)」
「政策金利」「GDP成長率」「原油価格」「金価格」「設備投資」「政情不安」「戦争やテロ」
などが挙げられます。
「ファンダメンタル分析」を簡単に言うと、これらの要因の動向を予測をすることです。
そして、世界中の投資家が注目しているのが「アメリカの経済指標」であり、各国の通貨は
少なからず「米ドル」の影響を受ける、ということを認識しなければなりません。
また、外国為替証拠金取引/FX で難しいところは、組み合わせる通貨ペアによって、
その2カ国間の相対的な経済状況の比較をしなければいけない、という点です。
今年の7 月に、日銀の「ゼロ金利解除」で、長期金利が引き上げられました。
これは単純に考えると、「円高要因」ですので、一時的に円が買われましたが、1 ヶ月も
しないうちに「ドル高円安」の動きをしてきました。
これは、その時期に「アメリカの政策金利の引き上げ」にマーケットの関心が集まったのが、
その理由だと考えられます。
このことから、世界の市場参加者は「日本の政策金利」より「アメリカの政策金利」に興味が
あることを物語っています。
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